Album songs:
Album Intro:
“暴動”こと宮藤官九郎、“破壊”こと阿部サダヲを中心とした7人組ロック・バンド、グループ魂のメジャー・セカンド・アルバムだ。まずは、強度と振り幅を増したバンド・サウンドが印象的。1980年代の日本のパンク/ハードコアを基本とした音楽性をさらに追求すると同時に、ラウンジ・ボッサ、シャッフルといったアイデアを散りばめることで、バンドとしての深みを増しているのだ。 もちろん、聴く者を問答無用の爆笑に誘い込むリリックも健在。特に「チャーのギターをダーってやりてえ(やんないけどね)」というサビが炸裂するガレージ・ナンバー「チャーのフェンダー」は、日本のロック史に残る名曲だと思う。キーボード&コーラスに原田郁子(クラムボン)が1曲だけ参加。
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